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開発物語04
 夢の再生医療
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トカゲのしっぽやタコの足は切っても、また生えてきます。人間の場合は、肝臓以外は再生能力がありません。しかし、皮膚、骨、筋肉、臓器など、あらゆる部位を患者さん本人の細胞から作り出そうというのが再生医療です。 動物実験では成功例が多数あり、人間の臨床でも部位によっては成功しているものもあります。
例えば、火傷治療などでは、口の中の1・四方の粘膜を培養すると全身の皮膚が作れる技術によって、皮膚移植が臨床で行われています。
歯の場合、象牙質、セメント質、歯根部それぞれの培養は、だいたい成功のメドがつき始めています。最も進んでいるのは象牙質で、5年程舞えで臨床実験できるのではないかと言われています。象牙質の再生ができれば、虫歯治療で削った象牙質を再生させるのか、あるいは再生したものを埋め込むのかわかりませんが、そのような方法が可能になってきます。
インプラントに関して言えば、歯根膜の再生ができれば、患者さんのQOLの向上に貢献すると思います。歯根には歯根膜というごく薄い粘膜があるのですが、人工のインプラントにはありません。
歯根膜は噛む力を感じたり、歯周病になった時に痛みを感じるセンサーの役割を果たしています。歯の機能そのものにはなくても差し支えないのですが、歯根膜があれば噛む力の調整がうまくでき、歯周病にも早い役割で気づくなどのメリットがあります。患者さん本人の歯根膜から再生した人工歯根膜があれば、インプラントはより完璧なものになるでしょう。 |  |  |
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