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開発物語02
 骨の移植
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従来は歯槽骨が少なくてインプラントが無理だったケースも、現在は骨を移植する技術によって可能になってきています。
骨を移植する場合、患者本人の他の場所の骨(自家骨)を移植する方法がスタンダードです。本人の骨なので拒絶反応がなく、骨同士の接合が良好に行われます。ただし、骨を採取する手術が必要なこと、取られた部位の回復も考慮しなければいけないこと、採取できる骨量が少ないことなどがデメリットです。
そこで、アパタイト、リン酸カルシウム、サンゴ、炭酸カルシウム、バイオグラスなどの人工骨(代用骨)が開発されています。骨を形成する細胞を集めて骨に添加させる骨誘導能はありませんが、骨を形成するための足場を提供する骨伝導能はあります。しかし、骨誘導能がないため骨の吸収が充分ではなく、インプラントのオッセオインテグレーションが成功する確率が低くなります。
その他、人体から採取した骨(他家骨)を移植する方法や動物などの骨(異種骨)を、タンパクを完全に除去することで免疫上の問題をクリアして使用する方法がありますが、いずれも感染症の疑問が残っていて、我が国では未認可です。 |  |  |
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