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開発物語01
 偶然から発見された オッセオインテグレーション
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整形外科医だった若きブローネンマルク医師は、母校で動物実験をしていました。ウサギの骨に顕微鏡を内臓した実験装置を取り付け、実験が終わった数カ月後に装置を取ろうとしたところ、どうしても外せないのです。調べてみると、実験装置のチタン製のネジすべてに骨がくっついていました。
ブローネンマルク医師は、この現象を人体にも応用できないかと考えました。そして、研究を重ねて、人体でもチタンと骨が接触するところに骨が形成されて結合することがわかりました。結合部は大きな圧力にも耐えられ、アレルギーなど拒否反応が出ないことを確認。こうしてインプラントへの応用へと進み、“インプラント革命”が起きたのです。
ノーベル科学賞を受賞した島津製作所の田中耕一さんの研究も、最初はグリセリンを偶然コバルトの微粉末に落としたら、レーザー光を異常に吸収する物質が生まれたことから始まったとか。スポーツの世界では“運も実力のうち”と言いますが、科学の世界でも偶然から起きた現象をどうとらえるかによって素晴らしい発見が生まれるようです。
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