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保険診療と自由診療の違い
現在、世界中で30種類以上のインプラント・システムが販売されています。その中からどのシステムを選択するかは、歯科医にとって重要な問題です。というのも1回法、2回法という手術法の違いや使用する部品も異なってきます。当然、価格にも差があります。

私の場合は、システムの優秀さや安全性は当然のこととして、世界中で普及していること、今後も生産が続けられる信頼性があること、最先端の情報が入手できることなどを重視しています。というのも、日本でインプラントを入れても海外へ転勤、移住する人たちも多く、定期的な検診などの必要性を考えると、世界的に普及しているシステムが望ましいのです。

また、インプラントを埋入して何年もたってから、ゆるみを直すために部品を取り替えようとした時など、その部品が製造中止になっていたら、別のインプラントを埋め直すことにもなりかねません。それでは患者様に迷惑がかかってしまいます。

そして、インプラントだけでなく機材や材料など周辺分野についても学術的に最先端の情報が入ってくる企業であれば、私たち歯科医にとってよい情報源となります。

以上のような観点からすると、ITI〈アイ・ティー・アイ〉(スイス)、ブローネンマルク(スウェーデン)、アストラティック(スウェーデン)、アンキロス(ドイツ)の4社程度に絞られてきます。

私が主に使用しているのはアンキロスです。アンキロス・インプラント・システムは、1985年にフランクフルト大学のG・H・Nentwig(ネントヴィック)教授と、チューリッヒ大学W・Moser(モーゼル)工学博士によって開発されたものです。純チタン製のスクリュータイプで2回法です。

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